フェアユングさんのニュースレター、第四話ですが、その前に、
大阪北部の地震により被災された方々には、心よりお見舞いを申し上げます。片付けも終わりきっていない方々もいらっしゃるかと思いますが、余震の心配はまだゼロではありませんので、~と書いていたいまこの時、小さな余震がありました。今は店に居ますが、ゴーと言う音がしてゆさゆさゆさと揺れがきました。つりさげているお菓子がゆれています。やはり怖いですね。もう少し考えて、商品の陳列の仕方には工夫が必要です。この大阪北部地震の時私は堺市南区の母親の自宅を掃除に行っていましたので、揺れ自体より、もう音のすごさにビックリしました。少し揺れて外へ出る前に収まりました。堺市南区なのに、地面から音がするんですね。ゴーと言う音。阪神淡路の震災の時も豊中の自宅にいて、西の方からゴーと言う音がこちらに向かってやってくる、だんだん音が大きくなってくるのを、なぜか数秒前に目覚めてベッドに座って聞いていたことを覚えています。音が向こうの方からやってくるのです。一体、何が、やって、くるんだ、、と思っていると激しく揺れはじめました。阪神淡路の時はただ、茶碗が割れ、テレビラックの足が折れて。でも他には何もけがもなかったのに、物音がしたら、とても怯えてしまって、やたらと食べ物を買いこんだり、心に後遺症が残ってなかなかたちなおれませんでした。今回、私が朝早くから堺に出かけていましたから、豊中の自宅に息子は3階で、主人は2階でそれぞれもう家つぶれるあかん、と思ったと言っていました。実際には、食器棚もそのまま、天井近くに飾っていた、小さな写真の額が落ちてわれただけです。その日そんな大きな地震と思ってもいない私は、せっせと掃除に励み、電話・メール一切確認することなく、お店を10時に開けられるだろうかと、急いで車を走らせて、堺インター入り口の人に、なんか地震あったの?と聞くと、この場所で4でしたよ。との返事。え!と思ってやっとラジオをつけて、ニュースを聞いてえらいこっちゃ家は家族は店はとライン・電話を見て始めて家族から、私自身が行方不明だー大変、となっていることに気付いた次第。箕面のお店についたのが、2時半ごろ。開けてみて信じられないくらい何事もなかった様子です。揺れの方向や地盤の硬さ時間の短さが救ってくれました。お茶が一箱、ガム、本が飛び、歯磨きの箱が倒れた花瓶の水でぬれて、停電でエアコンが止まり古い冷蔵庫が悲鳴を上げていた、くらいで済みました。南北に揺れていたらお醤油、化粧品、ジャム、だしなど割れて、良い匂いが充満していただろうと思います。たくさんのお客様、仕入先の方々にご心配頂きましたこと、本当に感謝しています。あらためて皆様に支えられて今ここに存在できていると実感しています。ちょうど余震が来て思わず書き込んでしまいました。前置きがずいぶんと長くなりました。ごめんなさい。
では、第四話です。
毎年のことながら、梅雨はじめじめしてうっとうしいですね。革靴を履いている方には水虫も気になる季節です。洗濯物も室内で干す機会が増えますね。
ヨーロッパでは、古い建築物はたいてい石作かれんが作りです。火事に対して燃えず、丈夫な素材が使われいるわけです。日本は・・・お城や神社、お寺は木造建築、壁は土ですね。石造りだと、湿気が多くカビだらけになってしまうからです。木や土は空気中の水分を鳩首してくれますので、木造建築なら雨の日は室内の方が快適に過ごせます。
閑話休題、せっかく買ってきた野菜もうっかりするとカビたり腐ったりしてしまう、主婦の方々を悩ませる季節に役立つ知恵がわだいにんっています。
通常、レタスなどの葉野菜は冷水に浸すとパリッとしますが、時間が経つと黒ずんでしまいます。ところが、反対に50℃のお湯で洗い、ざるなどで水気を切ってから冷蔵庫で保存すると、しなびていた葉っぱもしゃっきり回復、傷みやすいもやしなども5日間は軽く鮮度が保たれるそうです。
植物は土から切り離されると、気孔を閉じて酢分を保とうとします。しかし時間が経つにつれ、水分中で細菌が繁殖し、腐ってしまいます。
ところが50℃の熱ショックを与えると気孔が開き、湯を吸収します。その際に熱で滅菌、細胞膜が瑞々しさを回復します。その後冷蔵保存すれば酸化が防がれるので長持ちするのです。
このノウハウは昔から実践されています。花屋さんは、切り花に熱い湯を吸わせ手から店頭で販売します。温度が大切で、あんまり暑いと植物が煮えてしまいます。反対に、43℃以下ですと滅菌できず、かえって細菌が繁殖してしまうのです。
ー「だるい」=「体力不足」とは限らないー
梅雨になると何となく身体がだるく感じる方が多くなります。休養をとってもすっきりしない、何か活力の出る薬や栄養剤は、ありませんか・・・と言う相談が増える時期です。
東洋医学では、体質をふたつにわけて捉えます。
実証:がっしりしていて体力・抵抗力が充実している人
虚証:ほっそりしていて体力・抵抗力が不足している人
一見すると、疲労を感じるのは「虚証」体質だけのように思えます。そこで精力をつけようと、栄養をせっせと補給したらまいってしまう場合も少なくないのです。
「実証」の体質でもだるさに悩むケースはあります。身体に余分なもの(邪)が溜まり、気・血・の流れが停滞することにより、細胞が酸欠になることから生じるだるさです。
梅雨は空気中の湿度が高いため、身体の水分が蒸発せず、体内に余分な「水」が溜まりやすくなります。むくみのために血管が圧迫され、血行が悪くなり冷えや疲労をもたらしやすくなる季節です。そのために免疫細胞の働きが損なわれ、細菌による感染症にかかりやすくなりますので注意が必要です。
「実証」の方は食欲旺盛、水分も多く散りがちです。冷たい飲食物を控え、腹8分目に抑えること。身体を大いに動かし、汗をたっぷりかくことが、「実証」タイプの梅雨の養生法です。利尿作用のある小豆や海藻類、食物繊維の多い野菜を中心に摂り、肉、魚を控えめにすると「だるさ」が軽くなります。
フェアユングさんのニュースレター 梅雨の過ごし方 は以上です。
確かに、まだ夏ではないのに、トマトやきゅうり、冷麺、冷たいも飲み物、ついつい口にしてしまいがち。このところの天候も手伝って、梅雨らしい日もありますが、え?梅雨だっけ?と思ってしまうとっても晴れた日が続いたり。それでちょっと騙されては、ついつい冷たいものを食べてしまう。いけませんね。小豆と海草、たんぱく質には分解酵素のある野菜、薬味を路必ず添えて、和食でいきましょうね。
そして、今日はまた良く晴れて、暑いです。雨はどこへ。
紫陽花は、配達先のお庭の紫陽花です。とても花が大きくきれいな紫陽花です。中の小花も満開。
きょう出会った小さな蝶。停まってる葉っぱや花の色をもらって、光っていました。色はさわっていません。同じ蝶です。
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