スペイン日記⑥ロカ岬へ

それはどこかと言うと、紳士のお顔の鼻先のところ。ロカ岬があります。
よく見るともう少し南に有る岬ともめそうな感じですね。「私が西よ」「私の方が西だ」ってね。でも、ロカ岬の方が西って言うことなんですね。
向こうには何もない。海がつづく。
ビジター用の案内所のところに行くと、最西端へ来た、「証明書」を販売していました。けっこういい値段。
この霞んでいる出っ張ったところが南の岬でしょう。
道があるから行くのでしょう。でも、そこは、柵の外。あぶないあぶない。この人さっきから踊ったりはしゃいだり、ひやひや。
クローバーのような葉っぱの、お花。
こちらのお手洗いは有料。
多肉植物のお花。
何があるかと言うと、端がある。
そう言えば、日本にも有りますね、東の端。でも、大陸の端ではないですね。
ここに車で来る時、無数のラウンドアバウトを通り、かなり狭い道を、後ろの車に迫られながら走ってきました。皆さんスピードだすー。ヨーロッパの人は、少々車を当ててしまっても気にしないらしいと言われていますが、レンタカー屋は、そうではありません。うっかりすると、多額の請求が来てしまい、大変との話も。
さあさぁ遅めのお昼となりました。けれどスペイン、ポルトガルあたり、お昼寝タイムに突入。さっさと閉めちゃうお店が有りますので、選択肢が減っていきます。車を止めたところから海の方向へ、歩くこと15分、何件かあたってピンと来なくて、やっと見つけたのがこのお店。外から見るとショーケースには、スゥィーツがずらり。お昼ご飯食べられるのかなと、メニューを見ると、けっこう色々作ってくれるようなのでここで。ポルトガルは、鱈。鱈のお料理(まるごとお皿に乗るサイズの鱈が揚げてあり、その上に野菜のソースと、トマト等盛り付けられていました。えっ、これ、食べられるかなと思う大きなお皿で。ノンアルコールビール、タコの炒め物、パン。ホントにお腹いっぱいになりました。そして、美味しかった。味は濃くありませんし油っぽいわけでもありません。外の席で、コーヒーと、スゥィーツを食べる人も、なん組かいらっしゃいました。地元のかたが利用するお店のようで、ご年配の、男性、女性もお茶をのみに。カウンターでは、お客様5-6人とカウンター越しに何か話し込んでるようでした。ここの消防署の向かいに有るお店です。
窓際の席。
パン、オリーブ、ノンアルコールビール、
タコの炒め物、
テーブルにのらないので、もうひとつテーブルが、運ばれてきた。これ、鱈のフライの盛り合わせ。
ここは、少し高めでした。けど美味しかった。この時間だと開いていないかなと少し諦めていたけれど、美味しいお昼に出会えて良かった。ごちそうさま。
さあ、今日の、お宿に向かいましょう。
海辺の街から、山の上、森の中へ。
お城の街、シントラヘ。

            つづく

自然食品・健康食品の店 デージー

調味料や食料品のほか、農薬不使用のお野菜・お米、天然酵母パン、アレルギー対応食品なども取り扱っております。

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