北部へ向かう道。車は少ないとは言うものの、対向車も、後ろからくる車も、けっこうなスピード。運転しずらかったと思います。待避場所があると、止まって、景色を眺めながら、島の北西の、海辺の町へ行き、そのあと、東側の、海辺の町を経由して、北部一番都会へ向かいました。
北部は、尖った尾根と深い谷が、しわしわと、たくさんのシワになり、この、険しさはちょっと見かけたことがない、激しさでした。
トンガッてる。
ギザギザ。。。
どうも、私のスマホより、主人や、ガイドさん(娘)のスマホ(iPhone )の方が、微妙な陰影、濃淡、等の表現能力があるようにおもいました。一枚のなかに深みがあると言うか、バランスが良いように思います。私は素人ですがね。
海が近くなりました。
西側の海です。この、急斜面、崩れないギリギリの角度かしら。
やはり、午後ともなると、海は荒々しい。
ここにもギザギザ。緑はどこも薄っすら、日本のように、立派な木が育たないのでしょうか。薄っすら小さな木が芝生のように表面を被っていたり、岩肌、山肌がそのままだったり。雨の量とか。日本も、ヨーロッパに比べると、肥沃な土地とは言えないそうですけれども。
この島の農業は、ほぼ、サトウキビと、バナナ、空から見るとわかりますが屋根付きの大きなビニールハウスのような農園がほとんど。普通の畑はそれより少ないと聞きました。
ギザギザだらけです。
車がおちないように、大きな縁石が、ずーっと設置されていました。日本の山と、一体どこが違うのか、考えましたが、島の歴史とかが違うのか、まだまだとんがっているからかなぁとおもいます。日本の大きさから比べると、面積が小さいので、山のシワも細かく激しく見えるのかもしれません。そうかと思えば、富士山並みのテイデ山とカルデラの外輪山の、大空間がある。テイデの最後の噴火が、1900年初めですから、島のお年が若いのかもしれません。小さな島なのに、メリハリがあり、見ごたえ十分な自然がたくさん詰まったテネリフェ島は、暖かくて、素朴さを残すホッとできるところだなと思います。
お父さんのスペイン日記、ご覧頂きましてありがとうございます。あと一回、お付き合いくださいませ。
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