スペイン日記⑰グラナダ2日目丘の上から

この木のどこかに、鳩がいる❗
バスに乗り、グラナダの、アルバイシンの一番高い丘の上までやって来ました。さて、⑯話の最後に桜のはな?と言う質問、答えは、アーモンドの花だそうで、「色と形が桜にそっくり」です。枝振りや、太さなど明らかに桜とはとおいですが、遠くから見ると桜かと思ってしまう。
この奥赤茶けた、一連の建物群、四角い箱を積み重ねたような宮殿のながめは、なかなのものでした。
見晴らしがとても素晴らしい場所です。白壁の家の町、アルバイシン、そして、アルハンブラ宮殿、左手奥にはシエラネバダ山脈まで280どくらいあるでしょうか、パノラマが広がる。
丘のすぐ下に住んでいるのは、ジブシーさんで、ここでワンコやら、ヤギやら飼いながら生活されているそうです。
アルバイシンのオーガニックショップです。個性的な背の高い日に焼けたひょーひょーとしたおじさんがいらっしゃいました。❗このお店には、ムソーさんの、パウチ包装の米味噌、豆味噌、麦味噌、置いてありました❗ああ、すごいですね。スペインの、アルバイシンの町ですよ。ここまで届いているのですね。日本の代表的な万能、体調管理お任せ調味料❗
粟や稗、大麦など、玄米も、量り売りでした。大きな硝子の入れ物などに、入っていました。玄米は、木の箱。一通り何でも揃うお店です。ガイドさんは、いつもリュックから、クチャクチャとなったクラフト袋に入ったおりんごおみかん、バナナ、キウイ、持ち歩けるフルーツを、こういうお店で買って持ち歩いていました。それぞれ2~3づつ、重くかさばりますが、個万が一食いっぱぐれても、慌てないですむと言っていました。それから、一休みには、コーヒーやケーキではなく、自然の甘味が一番ですしね。それがね、宿についたときや、歩き疲れて腰かけたとき、さっと出てきて、おみかん食べない?おりんごかじらない?って出てくるんです、たまりませんね。気が利く感じ。出てくるものが、美味しいしね。ありがとう。
こちらのお店でも当然、おりんごとおみかん買いました。オーガニックなので、キュッキュッと拭いたらかじれますから。おみかんも、オレンジではなく、「おみかん」あるんですよ。スペイン語で、何とかと、言っていましたが、忘れてしまった。
曲がりくねった、細い道が、町のなかをあらゆる方向に走っていて、くるくると曲がりくねりながら下って行く途中、何十年も前の「異~邦~人ーーチャラチャラチャーラーラん。チャラチャラチャーラーランランラン」と言うメロディーが、ちょっと聞こえた。
この建物、何処も可愛らしい。看板や町名、番地などを、タイルの焼き物にしてしまうなんて、あり得ないですよ。一つ一つは、ひとつでよいのでひとつのためにわざわざ焼いている。しかも焼くと、ちっちゃくなってしまうので、大きいものは焼くの大変なのだから。
これはまた、白と煉瓦色のツートンに、焼き物の青が色を差す、そして、アイアンアートな鉢置きの黒の細い線。軒のデザインも効いています。お皿を壁に飾っていますね。なんとも、可愛らしい。
町を通り抜け視界が広がりました。突然現れた、目の前に大きくそびえる、アルハンブラ宮殿に圧倒された。良く見ると、結婚式?二人だけの時間が流れていますね。とても素敵でした。カメラマンが、写真撮りをしていたようでした。そして、2月のこの寒さなので、10分位でサーっと去っていきました。新婦さん、ウェディングドレスは肩も背中も出していますからとても寒かったと思います。微笑ましく祝福したくなる光景でした。
 横に丸い木がありますがこれ、自然と丸くなる木のようです。同じ木が、ここには二本ありました。まあるい、ほうきのような木。
いよいよ夕陽が沈みます、太陽の上にある長いものは、建築現場のクレーン。時々まわっていくので、「あー、戻ってこないでー」とお願いするも、「あーん、やっぱり戻ってきたー」を何回か、やってくれました。で、一番夕陽がきれいな瞬間がクレーン付き。これも思い出に。。
霞んでいたので、あの夕陽がマックス!で、その夕陽を浴びているアルハンブラ宮殿が、ここに。
先程の結婚式の場所よりも、ずいぶん近づいていますが、小さく感じます。もう、既に地面からライトアップされていますね。今日は夕陽にあまり力がなかったので。
これは、肉ですね。
まー、いきなりお肉で~。
食事が出来るお店は、ここくらいしかなく、ステーキハウスでしたが、流れに任せるとしました。ビールワインなど、(私はやめときました。前科がありますから)そしてこれは、ミンチに血を足して炒め煮にしてあります。「へ?血ですか」と思いましたが、別にどうと言うことはなくて美味しかったですよ。
スープですね。赤大根かなんか入っていたように思います。
ポークの、ロースト、赤い色していますがちゃんと焼けていましたのでご安心を。
最後にコロッケを、頂きました。
今から、あれですよ、あれ。スペインに来たからには、見ておかないと!
アルバイシンをどんどん下り東の方へ降りて行く途中、角を曲がると目の前にお月様が、現れた。住宅街なので、比較的安全らしいです。けれど、少し不安でしたね。この狭い路地、急な崖のように下の道までは何十メートルかありますから逃場はありませんので。
到着です。
ジブシーの人たちが、横穴を掘って生活していた名残がたくさん残っていて、この上の明かりは、横穴住居を利用したレストラン。満席でした。そこを通りすぎてまた、一段角を曲がり下ってきますと、これが、フラメンコの会場の前です。ジブシーが踊りを伝えたそのままの、スタイルだそうです。
 あの、リスボンで、飛行機に乗り損なってから、予定が代わり、すぐにこの会場の予約もとってくれていました。
そして、私たちが一番乗りで入場。L字型の部屋の角のところが、入り口。入り口を背にギターの奏者と、控えのダンサーが腰掛け、目の前が舞台。足を引っ掛けたらどうしようと思うくらいの近さで観賞出来ました。
サングリア風の飲み物付きで、一人3000円ほど。ここは、「マリア」と言う言葉が入る名前のステージでした。(何とかマリア何とかと言う感じの)
始まりました。ドアの外ては、出番を待つダンサーたちが、タップを踏んで手拍子して歌って練習をしているのが、ドアが開く度に少し聞こえたり見えたり。
演奏しているところ。大きな声で歌って、ギターの人も歌って、手拍子して。。3重手拍子も、すごかったです早い手拍子は、三人でずらしててを叩くんですね。知りませんでした。パチパチパチ、パチパチパチって。
この方が、進行、歌、踊りもこなしておられました。
このダンサーさんは、一番背が低かったのですが、表情あり、勢いもあり、優しい目をしていて、私は素敵だなと思っていました。一番心がほっこりしたのは、踊り終えたダンサーさんが、観客にお辞儀をし、くるっと後ろ、つまり、演奏と歌、手拍子を添えていた仲間の方を向いた瞬間、「私やったよ❗」と言わんばかりの、笑みを浮かべて引けていく表情がホントによかったのです。私の席からは、そのようすがとても良く見えました。どの方もそのときの笑顔は、特別でした。一番乗りで良かったなと思いました。
フィナーレの時、この、素敵だなとおもっていたダンサーさんが、私をじっと見て、手を差しのべてきたのです。私は思わず握手出来ると思い、その手を握りました。そしたらなんと、ぐいーと引っ張られ、ステージへ。といっても5歩ほど前に出ただけてすけど。頑張ってダンサーさんの真似をして踊っちゃいました❗すると、主人も引っ張り出されて、面白い踊りを、踊っちゃっていました。面白いかおはしなくていいのに。。乗っちゃう似た者同士なのですかね。他にも参加されてましたね、上手すぎるお客さんもいたりして驚きました。
 1日でこんなに遊んだことなかったと思います。
明日はいよいよあれです。(またそれ言う)
いつもご覧頂きましてありがとうございます。
グラナダ明日が最後の日。「凄すぎる❗一度はみたほうがいいかも。」です。

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